WORKS

リノベーション

#RS01額田の家Ⅲ「奏でる家」

定年退職を迎えられたご夫婦のお住まい。

4年前に、この2件となりのお家の#R01額田の家の 工事を見ていてということでお家づくりのご相談を頂きました。

当初は建て替えかリノベーションかでのご相談から始まりました。

狭小地の上にかなりの高低差があるという敷地の立地条件から建替えの場合のコストやリスクを考えた結果リノベーション工事で進めるということになりました。

#R01額田の家が耐震断熱フルリノベーションになったのも同様の理由からでした。

今回は、一級建築士事務所 坪田眞幸建築研究所 とのコラボ物件でもあります。

すまい手のご要望は、1階の中心に位置するリビングは、南側からの日も入らず、暗く狭い。それを明るくて開放的な空間にしたいというのが一番のご要望でした。

それを実現するために、耐震と断熱補強を施したうえで、2階リビングとしました。そのおかげで勾配天井となり、高さと南北に広がる広い空間が得られました。

2階部分の中心には、テーブルが備え付けられた造作キッチンを配置することで、調理、食事、団欒を楽しむことのできる空間となっています。

南側には、インナーバルコニーを中間領域とすることで、気候の良い時期には、自然を享受しながらガーデンチェアに腰掛けてコーヒーや読書を楽しんで頂くことができます。

インナーバルコニーの軒天上には、室内側の天井と同様に杉板を張ることで、台形窓を通してあたかも天井が外まで続いているかのように見えます。

これにより実際のリビング以上に、広さを感じられる空間となっています。2階リビングのメリットである、縦にも横にも広い空間、耐震面での優位性、高いプライベート性を最大限に活かされています。

2024年1月竣工

建物用途

一戸建ての住宅

規模

地上2階建て

延床面積81.04㎡(24.51坪)1階 36.36㎡ 2階44.68㎡

建築面積44.68㎡

構造

主体構造 木造軸組   基礎 既存布基礎+底盤及び立上がり部増し打ちベタ基礎

外部仕上

屋根:ガルバリウム鋼板立平葺き

外壁:ガルバリウムスパンドレルZiG 屋久島地杉

内部仕上

床 :吉野杉

壁 :オガファーザースモール

天井:オガファーザースモール 吉野杉

断熱仕様

基礎:押出ポリスチレンフォーム3種bA 立上り部100mm  スカート部60mm

屋根:HGW16K 240mm

外壁:HGW16K 105mm + ネオマフォーム1種2号CⅡ 40mm

外気に接する床:ネオマフォーム1種2号CⅡ 180mm

開口部:アルミ樹脂窓 LIXIL TWトリプル  玄関 スウェーデンドア

換気+空調:ロータリー型全熱交換換気システムRDKR-KS+ダイキン製アメニティエアコン3.6Kw

建物性能

上部構造の評点 1.503(精密診断法1)

建物の固有周期 0.14秒(微動探査)

地盤の固有周期 0.65秒

Q値1.24[W/㎡K]

UA値0.33[W/㎡K]

C値0.58[㎠/㎡]

暖房負荷17.4[kwh/㎡] 冷房負荷22.8[kwh/㎡]

Q1.0住宅Level-1 省エネ基準住宅モデルに対して36.1%

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HOUSE DATE

施工エリア 東大阪市額田町
性能ランク Q1.0住宅Level-1 省エネ基準住宅に対して34.9%
断熱性能[Q値] 1.24 [W/㎡K]
延床面積 81.04㎡ 24.51坪
断熱性能[UA値] 0.33 [W/㎡K]
気密性能[C値] 0.58 [c㎡/㎡]