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新築

#07真弓の家「屋久島地杉外壁が印象的なエコハウス」

屋久島地杉の外壁が印象的なエコハウス「真弓の家」――――――。

住まい手ご家族との出合いは、2020年の8月の初旬でした。きっかけは、ご主人様からの資料請求のお問い合わせ。お問い合わせをいただいた後、すぐにモデルハウスのご見学頂く事になりました。ご家族はご夫婦とお子様は1歳と7か月の女の子。

出合った当時は、まだ土地を探されている途中でした。奈良県にエリアを絞られて何物件かの候補の中から最終的に選ばられたのが奈良県生駒市真弓。
真弓は生駒市の東部に位置し、もともとの丘陵地を開発し1970年代に宅地化された地域で、開発から40年以上経つこともあり住民の世代交代が進み、住宅の建て替えが多いエリアでした。
その中でも住まい手が選ばれたのは、南斜面の北東の角地。一般的には南面道路が好まれますが、南側に向かって下がっていく傾斜地の為、南側の建物の2階部分が、こちら側の1階部分くらいの高さになり日射もしっかり取得できるうえに、南側の庭に向かって大開口を取る事が出来る為、プライバシーも確保する事ができます。南側道路だとリビングを南面に設置しますが、道路から丸見えになり、案外シャッターは降ろしたままになりがちです。今回選ばれた敷地は、エコハウスを建てるには非常に条件の良い土地でした。

こういった郊外型の住宅地は一区画一区画が大きく、この真弓も60坪以上とゆったりしています。住まい手のご要望は、30坪総2階建ての家。敷地に対して、やや小さいように感じますが、ご夫婦と、お子様一人。将来、お子様がもう一人生まれても、30坪あれば十分な大きさです。30坪総二階建て、エコハウスとしてもスタンダードな大きさと形状です。

玄関に入ると、ホールには造作の洗面化粧台が設置されていて、帰宅後の手洗いをすぐにこちらで出来るようになっています。DAIKOstyleでは、「ただいま手洗い」と呼んでいます。コロナ禍以前から、ご提案はしておりましたが、最近は特にご要望が増えています。

リビングに入ると、吉野桧の床材が広がるリビングダイニングキッチン。南面にはトリプル樹脂窓の大開口サッシを設置し、日射を調整するため外側には電動ブラインドを設けています。また室内側には、3枚建ての内障子。戸袋に3枚とも障子をしまえば全開口できるようになっています。

軒の出は1mとかなり深くなっており、2階の窓は、これだけ軒が出ていれば夏場の日射遮蔽は十分ですが、総2階建の場合、1階部分は軒だけでは日射遮蔽は難しく障子と外付けブラインドをうまく使うことで、日射取得と日射遮蔽をコントロールします。

2階ホールは、FRPグレーチングにより光と空気が行き交う歩ける吹抜けとなっております。さらに傾斜天井にすることで開放感ある空間になり、天井より吊るされたシーリングファンによって空気の攪拌がされることによりFRPグレーチングや階段室を介して、家中の温湿度が一定となります。

普段、DAIKOstyleの施工エリアで多い6地域(省エネ地域区分)と違い、1ランク上の5地域とうこともあり、Q-pexの計算上も冷房負荷よりも暖房負荷の方がかなり大きくなっていますが、それでも断熱性能、1種熱交換換気システムなどDAIKOstyleの標準仕様で、Q1.0住宅レベル2となりました。スペックだけでなく、日射取得、日射遮蔽を意識したプランニングも効いています。

――――――住まい手は、2021年10月の末からご入居されています。Q-pexの計算結果によるとちょうど10月は暖房も冷房もいらない時期。これから冬に向けて徐々に気温が下がってくるわけですが、早速、断熱性能の高さを快適さを体感して頂けることだと思います。6地域と違う、5地域ならではの住まい手の声なんかも、楽しみです。

設計開始から、引き渡しまでで1年。お子様ももうすぐ3歳です。家づくりは、じっくり時間をかけて行うもの。お子様の成長の速さに驚かされることもたびたび。

外壁に貼られた屋久島地杉の外壁は、経年とともに色を変えていきます。無垢の床材や漆喰の壁、住みながらお手入れをして頂く事で家も深みをましていきます。お子様だけでなく、住まい手ご家族と共に、家も年月を重ね豊かに成長していくことでしょう。

HOUSE DATE

施工エリア 奈良県生駒市
性能ランク Q1.0住宅Level-2 省エネ基準住宅に対して26.8%
断熱性能[Q値] 1.00 [W/㎡K]
延床面積 99.36㎡ 30.06坪
断熱性能[UA値] 0.33 [W/㎡K]
気密性能[C値] 0.40 [c㎡/㎡]