30代共働きの夫婦と3人の子どもたちが暮らす、ちょうどいい大きさ30坪の無垢と漆喰の家。
広めの土間玄関は天然漆喰壁で仕上げられていて、心地よい空気感で出迎えてくれます。
南面に配置された大開口の窓は、山の木々や大阪平野を切り取る借景を得ると同時に冬は太陽の熱を室内に取り込むパッシブ設計。
夏は深い軒が日射遮蔽をしてくれます。電動の外付けブラインドも、軒の出だけでは防ぎきれない日差しをコントロールするだけでなく、通風やプライバシーを同時に確保することができます。
南の大きな窓と深い軒。焼杉の貼られた外観からは日本建築とパッシブデザインの調和が感じられます。
1階の中心には大きな丸テーブルを配置。家族が食事をする様は、囲炉裏やちゃぶ台を囲って食事をする―――、そんな日本人の昔ながらの生活様式を現代風に表しています。
家じゅうが同じ温度だから快適で健康で、それも笑顔で暮らすことができます。
2020年12月竣工
建物用途
一戸建ての住宅
規模
地上2階建て
延床面積102.68㎡(31.06坪)1階 52.17㎡ 2階50.51㎡
建築面積66.36㎡
構造
主体構造 木造軸組 基礎 一体打ちベタ基礎
外部仕上
屋根:ガルバリウム鋼板立平葺き
外壁:焼杉 ジョリパッド大壁工法
内部仕上
床 :1階吉野桧 畳 2階吉野杉
壁 :スイス漆喰 オガファーザー+デュブロン
天井:オガファーザー+デュブロン 吉野杉
断熱仕様
基礎:押出ポリスチレンフォーム3種bA 立上り部100mm 底盤全面100mm
屋根:HGW16K 240mm
外壁:HGW16K 120mm + HGWボード32K 45㎜
開口部:樹脂窓 YKKap APW430 一部330 玄関 スウェーデンドア
換気+空調:ロータリー型全熱交換換気システムRDKR-KS+ダイキン製アメニティエアコン4.0kW
建物性能
耐震性能3 耐風等級2(許容応力度計算)
Q値1.04[W/㎡K]
UA値0.33[W/㎡K]
C値0.36[㎠/㎡]
暖房負荷8.4[kwh/㎡] 冷房負荷13.7[kwh/㎡]
Q1.0住宅Level-3 省エネ基準住宅モデルに対して16.1%
メディア掲載
『SO 日本の上質なすまい3』 [発行:新建新聞社 2024年11月18日]
『憧れの吉野材で建てる家2021 関西版』 [発行:吉野の木を使った家づくり推進委員会 2021年5月28日]
『Replan 関西 vol.3』 [発行:(株)札促社 2021年4月6日]
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