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新築

#08 日下の家「住宅街にひときわ目立つ杉板外壁の家」

住まい手は、大阪市内にお住まいの新婚のご夫婦です。これからの育まれていく家族のためにその人生の舞台となる家づくりを共に進めさせていただきました。

当初は、とある分譲住宅を展開されているいわゆるデベロッパー系の住宅会社でご検討されていたのですが、ちょうど一昨年末の完成見学会のご見学をしていただいた後、年明けすぐに『土地が見つかったので、一緒に見てほしい。』とお電話を頂いたのが、とても印象的でよく覚えています。

というのも、その土地は奥様のご実家近くという事と、実は私にとっても地元ということで、子どものころからよく知っている地域だったからです。もともとは全く違ったエリアで土地を探されていたのですが、たまたまご実家近くの土地が見たかったという事で、非常に『縁』を感じました。

設計がスタートしたのは、そのあとすぐ。半年ほどの設計期間を頂いて着工をするも、ウッドショックのあおりで床の下地に使う合板が入手しづらい時期という事もあり必要数の確保に時間を要したり、外壁に選ばれていた金属系のサイディングも出荷停止になったりと、何かとトラブルに見舞われましたが、無事に竣工しお引き渡しができました。

金属サイディングの代わりに、選ばれたのが 杉板外壁鎧張りでした。敷地が住宅地の中でも角地という事もあり、結果的には 周りにはない ひときわ目立ったランドマーク的な外観となりました。

ちょうど完成は、暖かくなり少し気の早い桜がポツポツと咲きはじめる頃になりました。お庭に植えたアオダモも新芽をつけはじめています。

高断熱住宅の暖かさを体感して頂くには、次の冬までのお楽しみとなりましたが、まずは春の陽気を窓を開けて楽しんでいただき、

すぐやってくる夏の暑さには、建物の性能を発揮し涼しく快適に過ごして頂けることでしょう。

 

2022年3月竣工

建物用途

一戸建ての住宅

規模

地上2階建て

延床面積97.89㎡(30.42坪)1階 43.88㎡ 2階54.01㎡

建築面積54.01㎡

構造

主体構造 木造軸組   基礎 一体打ちベタ基礎

外部仕上

屋根:ガルバリウム鋼板立平葺き

外壁:吉野杉鎧張り ジョリパッド大壁工法

内部仕上

床 :1階吉野杉  2階北海道産楢

壁 :スイス漆喰  オガファーザー+デュブロン

天井:オガファーザー+デュブロン

断熱仕様

基礎:押出ポリスチレンフォーム3種bA 立上り部100mm  スカート部60mm

屋根:HGW16K 240mm

外壁:HGW16K 120mm + HGW16K 55㎜

開口部:樹脂窓 YKKap APW330防火窓  玄関 スウェーデンドア

換気+空調:ロータリー型全熱交換換気システムRDKR-KS+ダイキン製アメニティエアコン4.0kW

建物性能

耐震性能3 耐風等級2(許容応力度計算)

Q値1.08[W/㎡K]

UA値0.32[W/㎡K]

C値0.13[㎠/㎡]

暖房負荷13.5[kwh/㎡] 冷房負荷15.1[kwh/㎡]

Q1.0住宅Level-2 省エネ基準住宅に対して26.1%

安全持続性能『★★★の家』

安全設計★★ 持続設計★★★

受賞歴

イマガワ 施工事例コンテスト2023 特別賞

 

お施主様との対談動画です。

是非、ご覧くださいませ!

 

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HOUSE DATE

施工エリア 東大阪市日下町
性能ランク Q1.0住宅Level-2 省エネ基準住宅に対して26.1%
断熱性能[Q値] 1.08 [W/㎡K]
延床面積 97.89㎡ 29.61坪
断熱性能[UA値] 0.32 [W/㎡K]
気密性能[C値] 0.13 [c㎡/㎡]