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気密と換気の関係について

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2020/10/01

こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真剣に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田の家づくりブログです。家づくりの役に立つ情報や施工事例、現場のレポートなどを投稿しています。

今日は、DAIKOstyle新築工事の#03額田の家にて、気密測定を行いました。

気密測定とは、その名前の通り家の気密性能を図る測定検査です。DAIKOstyleでは、基本的には気密測定を行うタイミングは

気密施工が終わったタイミング。つまり石膏ボードは貼り終わったタイミング行います。しかし、そのタイミングですと

万一、どこか隙間があった場合、手直しが困難なため、防湿気密シートの貼り終わったタイミングで、(つまり手直しのできるタイミング)行う場合もあります。

経験上、このタイミングよりも、やはり気密施工の完成する石膏ボードを貼り終わったタイミングの方が、C値はよくなるのですが、今回は

実験的に、中間検査として、シート貼り終わりのタイミングで行いました。またボードが貼り終わったタイミングでも測定してみてたいと思っています。

さてさて、気になる今回の測定結果は!?

・・・と、その前に、そもそもC値はなぜ低い方がいいのか?気密性がいい方がよいのか?ということなのですが、

それは計画的に換気を行うためです。
今の建築基準法では、24時間換気が義務付けられています。1時間に0.5回、家じゅうの空気が換気できるということになっています。

確認申請でも、設計士さんはそのために換気計算を行っています。

しかし、これが計算通り100%換気できているかといえば、実際にはそうではありません。

それは、100%換気できている状態というのは、C値が0㎠/㎡  つまり、隙間が全くない状態でのお話になります。

下の表を見てください。

この表からもわかるように、実はC値1.0㎠/㎡でも、3種換気(一般的に採用されている換気の方式)の際の自然給気口からの給気量が50%ということです。

C値1.0というのは、家じゅうの隙間を、床面積㎡で割ったときの値なのですが、1㎡つまり1mかける1m、だいたい畳半分くらいの大きさの中に、

1㎠、つまり1㎝角の隙間しかないですよ、ということですが、C値1.0でも十分に気密性の高い住宅といえます。

そのC値1.0㎠/㎡でも、50%しか計画換気が行われていないということなので、1時間に0.5回。つまり2時間で、家じゅうの空気が入れ替わるところが、

実は4時間かかるということになります。隙間だらけだと、計画とおりの換気ができないというわけです。

なので、C値は低ければ低い方がよいということになります。

一般的に、第1種換気の場合は、C値が1.0を下回っていることが求められています。

DAIKOstyleでは、ダクト式の全熱交換換気システムを導入しておりますので、C値の目標数値を0.5㎠/㎡前後としています。

C値は、設計段階の計算で算出できるUa値やQ値と違い、実際の現場での施工に左右される数値になりますので、

DAIKOstyleではかならず、全てのお宅で気密測定を実施しています。

こういう専用の測定器で測ります。測定するのも有資格者さんです。今回も、日本住環境さんに測定してもらいました。

結果です。

C値が0.5㎠/㎡ 細かくいうと0.49㎠/㎡でした。目標達成ですね。よかったです。
また石膏ボードを貼り終わった時点だと、もう少し数値がよくなるはずです。
総相当隙間面積が68㎠ですので、家じゅうの隙間をあつめるとだいたい8㎝角の隙間ということになります。
C値は少なければ少ない方が、よいのですが、施工手間とのバランスも大切です。C値を良くすることばかりに注力して、工期がかかりすぎても、人件費がかかりすぎてもいけません。やはり、ここもコストバランス。気密施工も抑えるところさえ、わかっていれば施工も標準化できます。

なので、DAIKOstyleでは0.5㎠/㎡前後を目標としています。

 

DAIKOstyle 西田

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