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擁壁の地盤改良工事はじまりました

現場ブログ土地探しについて全て
2020/10/26

こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真面目に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田です。
今日もいいお天気でした。青空がとても澄んでいて気持ちがいい。でも朝晩は寒くなってきたので、体調管理をしっかりしないといけませんね。

さて、先日地鎮祭をさせていただきました宮之阪の家の擁壁工事が始まりました。

もともと防災意識の高いお施主さまで、床下浸水などがないように高台で土地を探されていました。そういった理由からお選びになった敷地なのですが、それに伴い擁壁工事が必要でした。

敷地は道路よりも1m80㎝ほど高い立地です。擁壁のための地盤補強工事から始めます。高台になる宅地の土圧に耐えるための擁壁と、その擁壁を支えるための地耐力が必要になりますので、地盤も調査結果により補強が必要になりました。もちろん擁壁だけでなく、宅地の地盤改良も必要ですから、今回は柱状改良で単純に、擁壁部分の柱状改良の長さプラス宅地の高さ1m80㎝分が宅地の方の柱状改良の長さ(深さ)になります。(支持層は同じ深さなので。)これは結構、お施主様には痛い出費です。
某建築系youtuberさんも動画の中で言っておられますが、土地を購入する前にこの地盤についての情報があればいいんですが・・・
地盤調査は基本的に、土地購入後にするもの。調査をしてみなければ、地盤改良が必要か不要かは分かりませんし、とうぜん必要な場合、その地盤に対してどんな工法で、どれだけの改良がいるかも分かりませんから、地盤改良費用は最後まで不明確な費用です。資金計画にも大きく左右する場合があります。

ある程度は近隣データから地盤の固さは予想できて、住宅の平面図があれば概算費用は出すことができますが、それでも調査結果が出るまでは不安要素です。

さらに擁壁。これは、一般の人が思っている以上に費用が掛かかります。残土処分、コンクリート費用、どちらも近年、そのコストが高くなっているものです。

そのあたりの情報をある程度事前に知ったうえで土地探しをするのも大切なポイントですね。

ですがそういったコストの問題だけでなく土地の立地、近隣の状況など様々な要素を総合的に判断して、何がご家族にとって大切な項目であるかの優先順位をしっかりと持って土地を決めるのが大切だと思います。

何はともあれ、宮之阪のお施主様はそれらのことを乗り越えての着工です。素晴らしいです。

私たちもお施主様とともに素敵なお住まいつくりをさせていただきたいと思っております。

いい家になるぞ~!!

DAIKOstyle 西田

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