こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真面目に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員で木構造マイスター準1級の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田です。
2022年12月17日(土)
DAIKOstyle#12西大寺の家の 上棟式を執り行いました。
お天気はあいにくの雨でしたが、建て方作業の前々日と前日は、よく晴れ絶好の立て方日和でした。おかげさまで化粧材の多いこの西大寺の家ですが、柱や梁などの化粧材を濡らさずにすみました。
DAIKOstyleでは上棟式をご紹介します。
御幣といって、上棟式に際して家の屋根裏に祀る木の板を用意します。地鎮祭で預かった棟札や扇子などで飾り付けます。
お施主様にご用意いただくものとしては、洗い米(1合)、粗塩(1合)、お神酒(1升瓶)です。
これは、弊社の方で用意する場合もありますが、お気持ちの物ですので、お施主様に用意して頂いております。
上棟式の流れとしては、
開式の後、御幣にむかって拝礼。二礼、二拍手、一礼 を行います。
次に、清めの儀。棟梁と一緒に建物の四隅を北東隅(表鬼門)から右回りで清めていきます。
建物の各隅に一礼をし、左、右、左と清めていきます。
棟梁がお神酒、お施主様には米と塩で清めていっていただきます。
清めの儀の後、また御幣の前に戻り 再び二礼、二拍手、一礼 を行い、閉会とします。
本来は御幣を、棟儀に取り付けるのですが、まだ階段もなく危ないので、これはあとでスタッフの方で執り行っております。
閉会の後、お施主様からご挨拶のお言葉を頂戴しております。その後、大工やスタッフの紹介を行い、昔ならここで、直会(なおらい)といって、乾杯をし食事を行うのですが、時節柄これも省略。地域によっては、お餅巻きなどをする風習もあります。
DAIKOstyleでは、杉か桧の床材を選ばれた方限定にはなりますが、床材の原板を用意し、抜け節の部分に埋木をしていただいております。
山の見学会でも製材所にて行う埋木体験ですが、上棟式でも、床材の埋木をしていただき、再度製材所に持ち帰り床材に加工してから、実際にそのお家の床として使わせていただいております。思い出づくりの一環ですね。
最後に、記念撮影です。
H様、上棟。おめでとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。
DAIKOstyle 西田
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