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飯塚賞を受賞しました!

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2023/02/26

こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真面目に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員で木構造マイスター準1級の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田です。

新建ハウジング主催の第4期 飯塚豊の工務店設計塾online。昨年の10月より受講させて頂いています。毎月2つ日間のオンライン講義。塾長はこの塾の名前の通り、アイプラスアイ設計事務所の飯塚豊さん。1日目は飯塚豊さんとサブ講師の方の講義。講義終了後に、設計課題が与えられ3時間で平面、立面、断面、イメージパースを書き上げるというもの。2日目はその提出した課題を飯塚さんとサブ講師である丸山弾さんに講評をしていただくという内容です。約30社ほどの受講生がいるのですが、その中からノミネート6作品。そして、講師のお二人の名前を冠した飯塚賞と丸山賞が毎回選ばれます。

今回、ありがたくもその設計課題で飯塚賞を頂戴しました。

こちらが、今回私が提出した課題です。今回の設計のテーマは『裏から考える』です。水回りなど特定の目的のための空間を黒、リビングなど特定の用途をもたせない自由な空間を白 と呼ぶのですが、この黒と白を1:2になるように配置し、飯塚さんの講義でならっている間取りから考えない設計手法を実践しています。まずは屋根の形から考え、切妻とし、家のボリュームは間口4.5間 奥行3.5間。窓は水平連続となるように配置し、1階部分は1P(910mm)だけセットバックさせています。こうすることで南面からの日射取得はもちろん、2階部分は軒の出で、1階部分はセットバックしたことで日射遮蔽ができるようになります。2本の通し柱を軸に登り梁で構成された空間は階高を抑えつつ、広い空間を出すことができます。また高断熱化により、家じゅうのどこもが快適に過ごすことができるようになり、止まり木のように住い手居場所をつくるとよいうことも飯塚さんの仰られています。そこで、居場所の一つとしてリビングにソファを置くのではなくて、小下がりスペースを設けることで居場所を作り、またそこから見通すことのできる庭は視線が低くなることでより庭との距離を縮める効果を狙いました。

とにかく今回の課題では講義で習ったこと、そして1月に三重県津市の飯塚さん設計の実物件を見学して学んだことを、実践しました。毎回の講評いただく内容も、また他の受講者の方の講評も勉強になります。

そして飯塚賞の副賞の書籍2冊が送られてきました。

次回の講義でいよいよ最終になります。これまでの総仕上げのつもりで最後まで完走したいと思います。

DAIKOstyle 西田

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