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外付けブラインド イソトラ

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2021/05/10

こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真面目に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田です。

#05枚方の家です。

外付けブラインドが取付けられました。

DAIKOstyleでは、かなり採用率の高い 電動外付けブラインド『イソトラ』です。

モデルハウス『Nukata“D”salon』から始まり、北条の家、額田の家、山手町の家と続き、5軒目の採用です。この後も、真弓の家、日下の家とさらに続いていきます。

さてさて、今回の外付けブラインドの色はブラックです。

屋根や樋がガンメタと黒っぽい色なのと、外壁もこいグレー系なので、黒いブラインドがいい感じです。

引き締まりますね。

内部からは、

パッシブデザインでは軒や庇を出すことはセオリーですが、実は軒やひさしだけでは完璧に 日射遮蔽と日射取得を両立するとはできません。

南側の窓から、夏は日射遮蔽をし、冬は日射取得をするというのが、パッシブデザインの考え方ですし、省エネ住宅の基本です。上手く太陽の熱を利用し暖房エネルギーを減らすということですね。しかし、夏と冬、つまり夏至と冬至を基本に庇を設計するだけでは、中間期である、春分と秋分に問題が生じます。というと、春分と秋分は、太陽高度は同じなのですが、春分の3月21日といえば、まだまだ寒く、日射取得をしたい時期です。しかし、秋分の9月21日、こちらは、まだまだ残暑が厳しく暑い季節。日射は遮蔽したいです。南中高度が両極に位置する夏至と冬至は、庇や軒の設計で上手く日射遮蔽と日射取得は両立することができますが、中間期である春分・秋分はそうはいきません。

同じ太陽高度で、春分と秋分では日射取得と日射遮蔽が相反するからです。ということは、やはり住まい方の工夫が必要です。それがこの電動ブラインドで調整できるということになります。もちろん、昔ながらの葦簀や簾などでコントロールすることもできますが。

ちなみに、春分・秋分時期にも軒の出で日射遮蔽をしようとすると、2mほど伸ばさないと行けません。2mの軒となると、袖壁や柱でもあれば可能ですが、軒単独でそれだけ伸ばすのは、構造計算上もかなり負担が大きくなるので、難しいです。

電動ブラインドであれば家の中から角度を調整することもできますし、太陽の高さに合わせて、ブラインドを途中で止めることもできます。

プライバシー性も確保できるというメリットもあります。

電動外付けブラインド、9月のまだまだ暑い、でも太陽高度も低くなり軒や庇で日射遮蔽ができない時期にこそ、威力を発揮します。

DAIKOstyle 西田

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