こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真面目に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田です。
今日は、DAIKOstyleの第一号 #01立花の家の 一年点検にお伺いしてきました。
お引き渡し後も定期的にお伺いさせて頂いておりますが、いつも綺麗にお住まいで、まるで家具なども住宅展示場のようにオシャレなお家です。
点検の際に、必ず確認させて頂くのは、換気フィルターの掃除の仕方など。これ、高性能住宅のとって生命線です。このあたりの事はまた別の機会にブログで書きますね。
今日は、1年点検のあとは、#06加美東の家の 現場でのお施主様とのお打合せ。平面詳細図や展開図などの図面でしっかりお打合せをさせて頂いておりますが、
やはり細やかな部分は現地で打合せが必須です。配置される家具のイメージなどもお聞きし、図面の内容からも微調整していきます。
それから、お昼からは、7月着工予定のお施主様との請負契約の締結をさせていただきました。こちらは、地元東大阪での工事。私の思いっきり地元での工事です。また東大阪に真の省エネ住宅が誕生します。Q1.0住宅レベルです。健康で快適な暮らしを、経済的に実現できる住まいです。
さてさて、夕方からは、WEBでのセミナーを視聴しておりました。
東大准教授 前先生 と 私どもが所属している新住協の代表理事の 鎌田先生の 省エネ住宅の ダブルビッグネームの超豪華なセミナーでした。
前先生のお話は、先日の 内閣府による再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース を踏まえて、非常に 熱のこもったお話でした。
そのあとの鎌田先生の 講演も これまでの省エネ基準の変遷を詳しくお話されていて、これからも方向性なども非常に勉強になるお話。
最後には、前先生と、鎌田先生と、さらにオブザーバーで 恵那の金子建築工業の金子社長との ディスカッション。
今の断熱等級4ではなく、健康で快適な暮らしかつ省エネな暮らしを実現するために 必要な 『最低基準』 を設定し 『義務化』 というお話ですが、
2050年の脱炭素社会の実現のために、直近のできることを積み上げていく、フォワードキャスティングではなく、目標からの逆算、バックキャスティングでの政策を打ち立てていかなければならない。そのためには、住宅の省エネ化は今すぐにでもしなければ間に合わず、このままでは、結局低い基準のまま政策決定が進んでしまい、健康で快適で省エネな住まいは普及しないなど。
そのために、これまで日本でもっとも省エネ住宅の実績を積んでいる新住協の鎌田先生に、声を上げてほしいという、前先生の嘆願にとても熱がこもっていて、ただ視聴しているだけの私もなんだか感極まってしまいました。
最後に、前先生が、『自分にできる事をしていくことが、未来のためになる』という事を仰られていて、その前先生に、鎌田先生も応えられるという事を約束され、非常に感動的なディスカッションでした。
今日のお二人のディスカッションは、日本の住宅の未来を大きく変える転換期になったんじゃないかと思うくらい、濃いお話でした。
いつも思いますが、大の大人が一生懸命になって、何かを変えようと、かえりみずに必死で行動をされるというのは、胸が熱くなります。
前先生、本当にかっこいい人です。
今日は、DAIKOstyleとしてので初のお施主様の 1年点検。そして新たらしいご家族のお住まいづくりのお手伝いをさせて頂くため、請負契約を締結させていただいた日。
そんな特別な事が重なった日に、今回のWEBセミナーを見られたことは、何か感慨深いものがあります。
私も、いち新住協会員として、いち建築実務者として、いち国民として、改めて 健康で快適な真の省エネ住宅の 普及に微力ながら奮闘したい と改めて思った次第です。
DAIKOstyle 西田
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