こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真面目に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田です。
今日はDAIKOstyle#06加美東の家の断熱検査でした。
2階建ての木造住宅の場合、検査は、確認申請上の検査が2回あります。
構造の検査です。構造の金物が正しく取り付けられているか、とか耐力壁が専用の釘で適切な間隔で打ち付けられているかとかの検査。
それと、最後の完了検査です。
それ以外には、瑕疵保険の検査があります。こちらは、基礎の配筋検査と構造の検査です。
弊社では、基本的なそれらの検査以外に、第3者機関の検査も実施しております。基礎の配筋、構造の検査以外に、
型枠の検査
屋根の防水(ルーフィング)の検査。
断熱の検査。
壁の防水の検査(透湿防水シート)
です。
今回は、断熱の検査でした。断熱材や防湿フィルムが正しく施工されているか?を検査します。特に、断熱材の入れ方は大切。これが正しく施工されていないと、壁内結露のリスクが発生してしまいます。簡単にいうと、断熱材と防湿層が密着していることです。断熱材と防湿層に隙間があると、そこの空気が室内側の熱の影響を受けたときに、結露するリスクが発生します。
壁内結露は、躯体の耐久性に直結しています。いくら許容応力度計算で耐震等級3をとっていても躯体が結露などにより劣化してしまえば、その耐震性は担保されませんから。
断熱材、ただ入れておけばいいわけではありません。特にボードを貼って内装が仕上がれば中は見られないので、しっかり検査をして履歴を残すことが大切ですね。
DAIKOstyle 西田
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