こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真面目に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員で木構造マイスター準1級の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田です。
お引き渡しから1年となったDAIKOstyle#07真弓の家。
1年点検にお伺いした際に、敷地内の法面の部分に土留めになる何か良い方法はないか?と、ご相談を頂きました。雨が降ると法面の土が流れてお困りとのことです。そこで提案したのが芝生を植えて根をはらすことで土留めをさせること。ついでに、新築工事にはできなかった庭木を植えることをご提案。庭木には紅葉の美しいコハウチワカエデをお勧めさせていただきました。
真弓の家は約70坪もある広い敷地に、延べ床面積30坪の総2階建て、建築面積15坪のお家を敷地の真ん中に配置しているので南側と北側に庭があります。
当初は北側の庭の一角に土留めを兼ねた芝生とシンボルツリーを植えるお話でしたが、いろいろお話をしていくうちに南側のお庭にも庭木を植えることになりました。
今回、提案させていただいたのがこちら。
南側には隣地の勝手口からの視線除けのために常緑のヤマボウシとナナミノキを配置。その手前にはイロハモミジ。これら3本の庭木でアイキャッチとして目線を外す狙いです。
あとは、雑木風庭木の定番、アオダモです。その庭木を楽しむ為に庭との距離を近くするウッドデッキも今回製作させていただきます。
ほかにも、花と実と紅葉の楽しめるジューンベリー。その傍らにはミツバツツジ。もともとの計画のきっかけとなった北側には当初からのお奨めのコハウチワカエデ。そしてアオダモ。
ということで、先日 池田市まで真弓の家に植える庭木を選びに行ってきました。
出荷を控えている植木がたくさんありました。
コハウチワカエデの株立ち。時期的には落葉しているので、分かりづらいですが、大きさや株の本数、枝ぶりなどを見て選びました。
こちらはイロハモミジの株立ち。立派です。
ほかの庭木もひとつひとつ造園屋さんと一緒に選びました。
図面のイメージを巡らせ全体のバランスを想像しながらすべての庭木を選ばさせていただきました。
3月に入ってすぐの施工の予定です。まずはウッドデッキの作成から。
お引き渡しから1年たってお庭の工事をさせて頂くことができる、こんな有難いことはありせん。
少し気が早いですが、今回のお庭の工事が終わり、落葉樹が葉をつけたころに改めて外観の写真を撮影させていただく予定です。
楽しみにしていてください。
DAIKOstyle 西田
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