こんにちは、東大阪を中心とした大阪・奈良で高断熱高耐震の木の家の注文住宅を建てるDAIKOstyleの総務・広報担当の瀬戸山です。
今回は、DAIKOstyleでフローリング材として大半のお施主様が採用している吉野桧と吉野杉のフローリング材について書きたいと思います。
吉野桧と吉野杉の特徴
吉野桧
建築材として最高級の木といわれる桧は、加工や乾燥がしやすく狂いが生じにくい特性があります。
また心材の抗菌性・耐久性が高く水周りにも使われます。
その中でも吉野桧は年輪の間隔が細かく木目が美しく、心材部は赤ちゃんのほっぺのような独特のピンク色で上品な美しさを有した板が取れます。
脂分が多いため香りも上質で、早い時期からの枝打ちの結果、節(枝の跡)が少ない木が多いことも特長です。
吉野桧のフローリング
吉野杉
室町時代から500年以上の植林の歴史を持つ吉野林業は、1haあたり8,000~10,000本と高密度に植林(密植)し、何度も間伐(多間伐)を繰り返し、100年以上の長伐期で育てるのが特長です。
土壌や気候が杉の生育に適していることもあり、年輪の間隔が細かく均一で木目が美しく、心材部は落ち着いた色の赤身になります。
節のない木や赤身の美しい板も多く取れます。
吉野杉のフローリング
奈良県吉野の山々
泉谷木材商店さんこだわりの製造技術
DAIKOstyleで使用している吉野桧と吉野杉のフローリング材は、(株)泉谷木材商店さんから仕入れています。
泉谷木材商店さんこだわりの製造技術によって、施工後に狂いの少ないフローリング材を提供いただいています。
こだわりの製造技術が沢山有るので一覧にしてみました。
こだわりの製造技術
・含水率が全て15%未満で大半が12%未満
・全て木表加工(ささくれ立ちしやすい木裏表面の加工は無し)
・60℃以下の適温乾燥で吉野桧・吉野杉の色艶・香りを残す工夫
・通常より厚く製材、実加工の前に下ごしらえの加工で木材の反りや曲がりを除去する手間暇かけて安定した精度
・原木から丁寧に製材、自然素材ならではの欠点も選別を徹底
・最高度の「健康」「環境」両面の適正性に照らして選択されたリボス社の自然健康塗料を工場で塗装
・表面はまろやかで優しい肌触りのサンダー仕上げ
・死節・抜け節には埋め木処理(桧の枝を成形加工したもの)
・杉の赤身の部分に桟の跡がつかない工夫
ざっと記載しただけでも9項目もありますが、他にも沢山のこだわりが詰まっているのが泉谷木材商店さんのフローリング材です。
泉谷木材商店さんにはフローリング材だけでなく構造材なども提供いただいています。
泉谷木材商店さんのこだわりを実際に見学されたい方は、泉谷木材商店の泉谷社長(いずやん)がガイドをしてくれる「山の見学会」を年に数回企画しています。
山の見学会の様子はコチラのブログからご覧ください。
いずやんには、DAIKOstyleのYouTubeにもご出演いただいています。
私の自邸DAIKOstyle#06加美東の家でも吉野桧と吉野杉のフローリング材を採用しています。
両方とも針葉樹なので、柔らかい踏み心地で裸足でも快適に生活しています。
今の所、フローリングが反ったりすることもなく綺麗なままです。
お家を建てるときは、吉野桧と吉野杉のフローリング材を検討候補に入れてみてはいかがでしょうか。