~暮らしの声からわかる家のこと~のシリーズでは、実際に住まわれているお施主様の声を通して
家づくりのその先にある暮らしをお伝えしています。
これまでの記事はこちら↓
▶ #01 床下エアコン
▶ #02 家の温度体験
▶ #03 スイス漆喰
▶ #04 オガファーザー
▶ #05 吉野材の床
今回はシリーズ第6弾。
外壁に杉板を用いた住まいでの暮らしの声をご紹介します。
杉板外壁の種類
DAIKOstyleでは、杉板外壁のお住まいに”屋久島地杉”と”焼杉”を主に採用しています。
▼屋久島地杉
「屋久杉」が天然の杉であるの対し「屋久島地杉」は林業のために植林された杉のこと。
多雨多湿という過酷な環境で育つ屋久島地杉は、自らを守るために豊富な油分を蓄えた非常に耐久性の高い木材です。
その油分により非常に腐りにくく、雨風にも強いため、外壁やウッドデッキとして長く愛用される優れた素材です。
▼焼杉
表面を焼いて炭化させることで耐久性を高めた外装材。
疎水性で、かつほぼ栄養分のない炭化層が水分の侵入を防ぎ、腐食や虫害にも強いのが特徴です。
また多くの焼杉が機械焼きですが、杉板を三角形に組んでその内側を焼き上げる伝統的な工法でつくられた「天龍焼杉」も暮らしに合わせてご提案しています。
手間をかけることで炭化層が厚く硬く仕上がり、より耐久性に優れた外装材となります。
お施主様の声
「和モダンでちょうどいい」
周りに昔ながらの古い家や今風の無機質な家が多い中、和モダンな外観が丁度よく馴染んでいます。(奈良市 H様)
杉板と格子、軒や庇のある日本家屋らしさとモダンが融合した外観は、街に馴染み落ち着きと品のある佇まいを創っています。
「日々移ろう表情」
日によって見え方が違うのが面白いです。(東大阪市 Y様)
天然木の節や木目、細かな繊維は、天候や時間帯、季節ごとの日の射し方で豊かに表情を変えます。
「自然と目に留まる存在」
通りすがりの人に眺められることがあります。(京田辺市 W様)
素敵だと皆さんに褒めてもらえます。(枚方市 H様)
友達が来たときに、すぐに「あの家だ」と分かってもらえます。(匿名ご希望)
住宅街の中で、主張しすぎないのに印象に残る、そんな優しく絶妙な存在感です。
「カビの発生」
杉の格子や柱などの黒カビが少し目につくようになってきた。(奈良市 H様)
自然素材ならではの特徴として、気になる変化も。
杉板外壁のメリットと気を付けたいこと
▼メリット
① 経年変化を楽しめる
時間とともに色や風合いが変わり、日本家屋らしさや味わいが深まる。
② 自然素材ならではの温かみ
天然木材の柔らかさや奥行きが感じられる。
③ デザイン性が高い
木格子や軒と組み合わせることで、印象的な外観に。
▼気を付けたいこと
① メンテナンス
木材の経年変化への理解が必要。
施工段階での自然素材系の木材保護塗料(ウッドロングエコ)の塗布により、
耐久性や防腐性をより高めることが可能です。
② カビや汚れが出ることがある
特に日当たりや風通しの条件によって影響を受けます。
③ 初期コストがやや高い
一般的なサイディングと比べると費用が上がります。
暮らしに合わせて選ぶ
杉板外壁は、
✔ 自然素材の家にしたい
✔ 外観にもこだわりたい
✔ 経年変化で深まる建物の味わいを楽しみたい
という方におすすめです。
一方で、
✔ コストを抑えたい
✔ すっきりとしたサイディングの表情が好き
という方には、ご希望に合わせて別の選択肢もご提案させていただいています。
外壁は、毎日目にする家の「顔」。
だからこそ、時間とともにどう変わっていくかもイメージしながら選ぶことが大切だと感じます。
杉板外壁は、完成した瞬間が”完成”ではなく、そこから暮らしと共に育っていく素材。
DAIKOstyleでは、その変化も含めて愛着の持てる住まいづくりを、
これからも大切にしていきたいと考えています。
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