こんにちは!東大阪を中心とした大阪・奈良で高断熱高耐震の木の家専門店として注文住宅を建てるDAIKOstyle西田です。
#RS03額田の家Ⅲの現場レポートです。
前回は解体作業の模様をお伝えしましたが、今回は基礎の補強工事です。
解体直後の状況です。基礎は布基礎ですので、床下は土の状態になっています。
基礎に大きなクラックが見えますね。
コンクリートの基礎の中には鉄筋は入っていませんでした。築40年ですから、当時としては、無筋の基礎も珍しくありません。
鉄筋コンクリートとは、コンクリートの中に鉄筋を入れることでお互いの弱点を補います。
コンクリートは圧縮に強く、引張やせん断、曲げに弱いので、すぐに折れます。鉄筋は、鉄筋は引っ張る力に強いですが、細いので、圧縮力に弱いです。すぐに座屈します。
お互いの弱点を補いあった材料が、鉄筋コンクリートですが、無筋だと写真のようになります。
今回は、リノベーション工事ですので、既存の基礎をやり替えることはできませんので、基礎の内側に補強として鉄筋コンクリートを増し打ちします。
防湿フィルムを敷き込み、立上がり部分と底板部分に鉄筋を組んでいます。
そして、コンクリートを流し込みます。
既存の布基礎への補強ですので、底板部分と立上がり部分は別々に施工しています。(新築では立上がり部分も一体的にコンクリートを打設する、べた基礎一体打ちを標準としています。)
続いて、腐食した土台を交換したり、柱を入れ替えたり新設したりと、構造躯体の補強工事に移っていきます。
引き続き、現場レポートしていきますので、よろしくお願いいたします。
お知らせです。
この耐震断熱フルリノベーションの額田の家Ⅲですが、9/17(日)と10/1(日)に構造と断熱の現場見学会を開催します。
普段はなかなか見ることのできない、壁の中の構造を見学することができる機会となっています。しかも、今回はさらになかなか見ることのできない、リノベ物件です。
家づくりにご興味のある方は、ぜひこの機会にご見学にいらしてください!!
↓↓↓両見学会のイベント記事です。詳しくはこちらを!!↓↓↓
DAIKOstyle 西田
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