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遮熱×内窓リフォームで快適な暮らしへ。窓から始める住まいのアップデート

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2025/11/12

こんにちは。DAIKOstyle広報の西村です。

今回は、築10年以上のお住まいで「夏の暑さに悩んでいる」とご相談いただいたすまい手様の、窓の断熱リフォーム工事についてお伝えします。

きっかけは、弊社のYouTubeチャンネルでご覧いただいた「断熱リフォーム」に関する動画でした。

リビング1か所、洋室3か所の窓を断熱リフォーム

今回のリフォームでは、リビング1か所・洋室3か所の既存窓に、YKK-APのLow-E複層ガラス「プラマードU」を内窓として新たに設置しました。

内窓(プラマードU)とは?

YKK-APの「プラマードU」は、既存の窓の内側に取り付ける樹脂製の内窓です。
外窓との間に空気層が生まれ、断熱効果がぐっと高まります。

素材が“アルミ”ではなく“樹脂”であるため、熱の伝わりにくさが段違い。
これにより、夏の冷房効率・冬の暖房効率が格段に向上します。

さらに、冬の窓の冷えを抑えることで結露を防ぐ効果も期待できます。

Low-E複層ガラスで、さらに快適に

Low-E複層ガラスとは、2枚のガラスの間に空気層を持ち、片側のガラス面には熱の伝達を抑える特殊な金属膜(Low-E膜)が施された、高性能ガラスです。

このLow-Eガラスには、大きく分けて「遮熱タイプ」と「断熱タイプ」の2種類があります。

・遮熱タイプ:
 Low-E膜が<室外側>のガラス面にコーティングされており、外からの日射熱を遮りながら、室内の冷気や暖気を外に逃さない仕様。
 夏の暑さが厳しい地域や、日射の強い窓におすすめです。

・断熱タイプ:
 Low-E膜が<室内側>のガラス面にコーティングされており、取り込んだ日射熱を外に逃がしにくくするのが特長。
 冷え込みやすく、冬の寒さが厳しい地域に適した仕様です。

今回は、夏の暑さにお悩みだったご相談内容をふまえ、「遮熱タイプ」を採用。

さらにガラス間の空気層には、空気よりも断熱性能が高い「アルゴンガス」を封入した仕様を選びました。

 

Low-E複層ガラスは、断熱性・遮熱性だけでなく、遮音性や防犯性能も高めてくれる多機能な窓です。

一石二鳥どころか、住まいの快適さをまるごと底上げしてくれる、頼もしい存在です。

施工は1日で完了

まず、既存の窓枠の内側に内窓用のサッシ枠を取り付け、そこにガラス入りの建具本体をはめ込んでいきます。

熟練の職人さんによる施工は非常にスムーズで、腰窓1か所につき約60分程度で取り付けが完了します。

今回は4か所の施工でしたが、およそ半日で完了しました。

 

before → after

 

外気と室内の間に、合計2つの空気層が生まれたことで、外からの熱や音をやわらげる快適な空間に生まれ変わりました。

解体不要で、暮らしが変わる。

このような内窓リフォームの魅力は、外壁を壊すような大掛かりな工事が不要であること。

わずか1日で、住まいの断熱性・快適性が大きく向上します。

DAIKOstyleでは、高性能な新築住宅だけでなく、今ある住まいをより快適にするためのリフォームにも力を入れています。

これからも、「今の暮らしに、ちょうどいい快適さ」を、さまざまな形でご提案していきます。

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