
こんにちは。DAIKOstyleの西村です。
今回は、DAIKOstyleが実際に行った気密測定の現場から、高気密住宅に欠かせない「気密性」の話をお届けします。
「夏はエアコンが効きにくい」「冬はどこからか冷気が…」そんなお悩みの原因、もしかすると“家の隙間”かもしれません。
私たちが家づくりで大切にしているのは、「断熱」と「気密」の両立。
中でも“気密性”は、住まいの性能を数値で“見える化”できる、唯一無二の指標です。
1. 家の隙間、全部集めてもスマホより小さい?
まずご紹介したいのが「C値(隙間相当面積)」という指標です。
これは“床面積1㎡あたり、どれくらいの隙間があるか”を示す数値。小さいほど隙間が少なく、気密性が高いという証です。
今回の測定では、C値 0.214 を記録。
なんと、家全体の隙間をかき集めても たったの36㎠(6cm×6cm)──つまり、スマホよりも小さい面積しかありませんでした。
この高い気密性が、冬のすきま風を防ぎ、エアコンの効率を高め、花粉やホコリの侵入もブロックしてくれるのです。

2. 小さな調整が大きな違いに
C値0.214という結果でも十分優秀。…ですが、私たちはさらにその先へ。
測定チームが注目したのは、玄関ドアのラッチ(締まり金具)。
ここを微調整することで、なんと C値0.166 まで改善!
小さな調整が、家全体の性能に大きな影響を与える──
これは、丁寧な施工と細部へのこだわりがあってこそ実現できる品質です。

3. 測定のタイミングが大切な理由
C値が良くても、それが「本物の性能」とは限りません。なぜなら、測定するタイミングによって数値は変わるからです。
多くの工務店が測定を行うのは「壁紙を貼る前」。
ですが、ビニールクロスなどの仕上げ材は一時的に隙間を塞いでしまい、実際より良い数値が出てしまうことも。
DAIKOstyleでは、仕上げ前ではなく「石膏ボード施工後」に測定を実施。
仕上げ材の力を借りず、構造そのものの性能を数値で示す──それが、家づくりに対する私たちの誠実な姿勢です。

4. C値は、設計図には現れない“職人の通知表”
断熱性能(UA値)は“設計段階”の数値ですが、気密性能(C値)は“現場”の数値。
つまり、大工さんの丁寧な仕事が、そのまま数値に現れます。
私たちのチームでは、C値0.2を切った職人さんには“気密手当”を支給。
それは、職人の誇りと技術が、暮らしの快適さにつながっていることを意味しています。
おわりに
C値は、単なる「性能の数値」ではありません。それは、“見えない部分”を大切にする家づくりの姿勢そのものです。
見た目や間取りだけでは測れない、本当に快適な住まい。その裏には、目に見えない「丁寧さ」と「誠実さ」が込められています。
皆様 の家づくりでは、この“数字で測れる丁寧さ”を、建築会社と語り合えていますか?
ぜひ、家づくりのパートナー選びのひとつの基準として、気密性という視点を取り入れてみてください。
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