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目的に応じた色温度の照明器具を選ぶ

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2023/08/05

こんにちは!東大阪を中心とした大阪・奈良で高断熱高耐震の木の家専門店として注文住宅を建てるDAIKOstyle西田です。

 

今日はすこし短めですが、前回のブログ『日本人の灯り感と灯りの歴史』に書けなかった内容を追記したいと思います。ここでは、今主流となっているLED照明器具の色温度や調光機能についてご紹介します。

 

目的に応じた色温度の照明器具を選ぶ

 

電球、蛍光灯とその時代背景ともに変化し、現代では省エネ性の高さから、LED照明へと変わっていきました。

DAIKOstyleでも新築住宅のすべての照明器具はLED器具となっています。LEDの光源色は5種類に区分されていて、それぞれ「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」があり、この順番に色温度は上がっていきます。

「電球色」・・・2600K~3250K 日の出・夕焼けのような温かい光

「温白色」・・・3250K~3800K

「白 色」・・・3800K~4500K

「昼白色」・・・4600K~5500K 太陽光に最も近い色。

「昼光色」・・・5700K~7100K やや青を含んだ白色。

 

色温度と人の生活リズムの関係から、リラックスしたい空間に日中の高い色温度は不向きですし、長時間過ごす部屋に設置するのもあまりオススメしません。逆をいうと、集中力を高めたい勉強部屋、仕事部屋など覚醒したい部屋に使うのがオススメです。コロナ禍以降、リモートワークや在宅勤務など生活や働き方に、大きな変化が出てきました。それに合わせ、部屋の使用目的に応じて、適した色温度の照明器具を選定するという考え方も大切です。

 

またLED照明器具は色温度を調整できる器具があります。これにより、とくに子ども部屋など同じ部屋でも勉強をするとき、リラックスするとき、寝るときなどシーンごとに応じた色温度を選べるようにもなりました。

 

ろうそくの火や白熱灯の色温度

 

個人的にお薦めな照明器具メーカーさんは大光電機さんです。弊社と名前が似ているから、というわけではございません(笑)

大光電機さんは、間接照明の器具のバリエーションが多く、次回のブログで書く予定のDAIKOstyleでもよく採用する建築化照明がやりやすいという事。そして、調光タイプの器具の中、温調という白熱灯風の調光の照明器具があるので、これが非常によい雰囲気の空間を作り出します。

 

前回のブログでも書いたように、もともと日本人は電球色、遡るとろうそくの火で暮らしていました。

その白熱灯電球やろうそくの火の色温度に近いのが、この温調器具を使ったときに調光できる温調です。温調は、白熱灯電球のように調光すると温かみのある色温度に変化し、心に落ち着きを与え、くつろぎや癒しをもたらせてくれます。

日本人の灯り感と灯りの歴史|2023年最新

参考画像出典元:DAIKO電気カタログより

DAIKOstyle 西田

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