
こんにちは。DAIKOstyleの西村です。
先日、#17平野の家にて構造見学会を開催いたしました。
当日は、設計申込み済みの方から、家づくりを検討中の方まで、計5組の皆様にご参加いただきました。
改めましてご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!

今回は、13時から部にて、設計士・西田よりお話しさせていただいた「家づくりの見えない常識」について、ブログでもご紹介します。
1. シロアリは「防ぐ」のではなく「入れない」設計へ
薬剤に頼る前に、そもそも物理的にシロアリが入るスキマを作らない——
DAIKOstyleでは、基礎の立ち上がりと底盤を一体で打設する「ベタ基礎一発打ち」を採用しています(公式Youtubeでご紹介しています)。
継ぎ目のない構造は、耐久性と防蟻性を兼ね備えた大切な設計の要です。
2. 「中間領域」で日常に余白と豊かさを
“住む空間は広くあるべき”という常識に対し、私たちが大切にしているのは「居場所の質」です。
例えばこちらのすまいでは、一間(約180cm)の深いバルコニーは、春にはお花見、夏には涼みの場となる特別な空間になります。
これが「中間領域」の力です。

3. 「防火規制」も、創造性で超える
防火地域では網入りガラスが定番ですが、景観や採光を損なうことも。
そこでDAIKOstyleでは、外部に袖壁を設ける工夫で、網なしの透明な三角窓を実現。
制約をただ受け入れるのではなく、設計力で応える姿勢を大切にしています。
4. 床下配管にも“見えない設計”の工夫
配管ルートもシロアリの侵入リスクに直結します。
DAIKOstyleでは、配管を一度外気に触れさせてから基礎内に引き込む工夫で、光と乾燥の力を借りて侵入を防止。
薬剤に頼らない、自然原理に基づく設計思想です。

5. 天井は高ければ良い?その“常識”を再考する
「2階リビングを快適にするために、1階の天井をあえて抑える」
家族が長く過ごすリビングに開放感を集中させることで、家全体の暮らしやすさを高めています。
こうした工夫の一つひとつには、見た目以上の理由と意味があります。
DAIKOstyleでは、表面的なデザインや広さにとどまらず、「暮らしの本質」に向き合った設計を何より大切にしています。
構造見学会では、完成後には見えなくなる部分を実際にご覧いただきながら、私たちの設計思想を体感いただけます。
ぜひ今後の開催にもご注目ください。
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DAIKOstyleのYoutubeチャンネルで家づくり情報を発信中。
毎週月曜20時にライブ配信!YouTubeチャンネル『?に答える家づくり相談室 by新住協関西支部』 に設計士の西田が出演中!
家を建てたいなと思ったときから次々あふれる疑問をプロに匿名で質問できるYouTubeライブ番組です。
西田についてはこちらのプロフィールブログをご覧ください。








