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【構造ルームツアー解説】本当に良い家に必要な「見えない5つの性能」

構造のお話全て
2025/12/17

こんにちは、DAIKOstyleの西村です。

以前#17平野の家 の構造見学会の様子をブログにしましたが、今回は違った切り口から #16三箇の家 の構造見学会中に撮影した

DAIKOstyle公式YouTubeで公開中の【高性能住宅解体新書】高断熱・高耐震な木の家の基礎知識|設計士が詳しく解説内容を、ご紹介します。

構造見学会の現場で設計士西田が解説する、家づくりの意外な真実。

これまでの常識が変わるかもしれない、5つのポイントに絞ってお伝えします。


1. 「命を守る」と「暮らしを守る」は違う。耐震等級3の本当の意味

多くの方が「耐震等級1」で十分だと思いがちですが、それはあくまで建築基準法で定められた最低限。倒壊は免れても、その後住み続けられる保証はありません。

DAIKOstyleでは全棟「許容応力度計算による耐震等級3」を採用。

熊本地震・能登半島地震などで倒壊した家屋のほとんどは、2回目の大きな揺れで倒壊しています。

「暮らしを守る」には、繰り返す地震にも耐えられる家であることが必要です。


2. 本当に怖いのは、壁の中で静かに進む“劣化”

構造が強くても、内部から劣化していては意味がありません。

冬場の暖気と湿気が壁の中で結露し、木を腐らせる「壁内結露」は見えない大敵です。

だからこそ、断熱・気密・防湿を正しく計画し、確実に施工することが重要。

性能は、見えないところで決まります。


3. 家は“呼吸”する。湿気は一方通行で逃がす設計

DAIKOstyleの壁は、内から外へ湿気を逃がす「一方通行の構造」。

室内側には防湿層、室外側には透湿防水シート、外には通気層。

「魔法瓶のような家」ではなく、「湿気をコントロールできる家」であることが、高性能住宅の本質です。

 


4. コンパクトな家こそ、設計力が試される

大きな家をつくるより、限られた空間に“無駄なく美しく”納める方が、実は難しい。

例えばDAIKOstyleでは、階高2m60cm・天井高2m20cmという絶妙なバランスで、構造と設備を合理的に共存させています。

空間も、コストも、エネルギーも無駄なく使う。これが、賢い設計の選択です。


5. 「本当の品質」は完成後に見えない場所に宿る

仕上げ材の下に隠れてしまう、柱・断熱・シート。

完成後には見えなくなる部分こそ、家の性能を支える重要な要素です。

ダブルスリット加工、ヒートブリッジ対策、シートの丁寧な施工等

こうした“こだわりの手仕事”が、安心と快適さを支えます。


構造見学会で、家の本質を見てほしい

家づくりの真価は、完成後の美しさだけではなく、見えない部分の質に宿ります。

構造見学会では、家の「内側」を実際に見ることができます。

設計・性能・職人の手仕事に触れる機会として、ぜひご参加ください。

YouTubeでは、設計士が語る構造解説を動画でご覧いただけます。

高性能住宅解体新書|構造ルームツアーはこちら

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DAIKOstyleのYoutubeチャンネルで家づくり情報を発信中。

毎週月曜20時にライブ配信!YouTubeチャンネル『?に答える家づくり相談室 by新住協関西支部』 に設計士の西田が出演中!

家を建てたいなと思ったときから次々あふれる疑問をプロに匿名で質問できるYouTubeライブ番組です。

西田についてはこちらのプロフィールブログをご覧ください。

 

 

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