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DAIKOstyleのかっこいい照明の施工事例

家づくりブログ設計のお話全て
2023/08/07

こんにちは!東大阪を中心とした大阪・奈良で高断熱高耐震の木の家専門店として注文住宅を建てるDAIKOstyle西田です。

前回前々回にて、照明のお話をさせて頂いておりますが、今回はDAIKOstyleでの照明の施工事例をご紹介。

では、さっそく。

 

基本は電球色

やはり、まず照明の色は 電球色が基本です。かっこいいですよね。夜の外観でも分かるように、これが白っぽい昼白色や昼光色だと、やはり寒々しいものとなってしまいます。もちろん、目的別に明るい照明をつけるのは必要ですが、やはり基本は電球色。また上の施工事例の写真のように南側に配置する部屋の構成としては、日射取得を考えると、リビングや寝室、子ども室なのの部屋、いわゆる白の空間となります。そうなると、おのずと部屋の使用目的からも電球色を選ばれることでしょう。ただ子ども部屋は、勉強をする部屋としても使用されますから、この場合は色温度を電球色から温白色、昼白色などに調光できる対応や、部屋自体は電球色で、勉強机などには手物用のスタンドなどで明るさを確保する方法があります。

 

リビングの照明

リビングはくつろぎの空間と考えています。天井に設置して部屋の隅々まで明るく照らすシーリングライトはNGにしています。一室一灯ではなく、一室多灯。これも良いのですがだからといって、むやみやたらに天井にダウンライトを設置して明るくするのも好ましくありません。日本の古来からの灯り感は足元から壁、天井に向かって照らすもの。それがやはり落ちきます。煌々と輝くダウンライトがいくつも天井にあるのは、やはり不自然です。ここは、壁付けブラケットや、スタンド、ペンダントとしたいところです。また全体の照度を保つ方法として間接照明もいいです。

 

ダイニングにはペンダントライトを

 

ダイニングテーブルを照らす、ペンダントライト。施工事例のペンダントは、北欧の名作照明ルイスポールセンの「PH 5」。誰もが1度は雑誌やテレビで見かけたことがあるのではないでしょうか?1958年の発表以来、世界中で愛され続けているペンダントライトです。どこから見ても電球の眩しい光が直接目に入らない、明るいのに眩しくない光の広がりと、その美しいデザインで60年以上経った今でも世界中で愛されている名作照明です。

意匠器具をあちこちに使わないというのもポイントです。施工事例のように、象徴的な照明器具を使う場合、他は間接照明やシンプルな照明をつけることで、空間の主役として際立たせます。

 

ブラケットは壁を照らす

壁付けのブラケットの施工事例。

壁を照らし、適度の陰翳を生みます。

 

ダウンライトのかっこいい使い方

ダウンライトも空間の中心ではなく、壁側に寄せて配置すると壁を照らし、間接照明のような灯りとなり、適度な陰翳を生みます。

 

寝室には間接照明が合います

寝室の間接照明の施工事例。

寝室は寝るための部屋。明るくしすぎる必要はないと考えております。むしろ、暗いくらいの方が落ち着き感があります。DAIKOstyleでは基本的には、寝室は間接照明。写真の施工事例は、コーブ照明といって、天井面を照らす方法。これにより光源が目に入らず、寝るときにも寝つきがよくなります。

こちらは、コーニス照明。壁を照らす間接照明です。こちらも寝室に使っていますが、その時には注意が必要。壁を照らすので下向きに光がはしりますので、ベッドヘッドがコーニス照明の下にある時は、光源が目に入って眩しくなります。そこで、↓の例のように、アゴをだして照明の光源が下に向かないようにします。こうすれば、ベッドヘッドがしたにあったとしても眩しくなく、きれいに壁を照らしてくれます。

ペンダントをコーナーに設置。

ダイニングによく使うペンダントライトですが、このようにワンポイントで壁のコーナーの設置するのもいい雰囲気になります。ペンダントの灯りが壁に反射し、灯りが広がります。

 

トイレの間接照明もありです

トイレに間接照明というと、少し贅沢な感じもしますが、間接照明にすることでのメリットがあります。

夜中にトイレに行ったときに照明をつけると眩しくて、目が覚めたなんて経験はありませんか?間接照明にすると光源が目に直接入らないので、目が覚めにくいというメリットがあります。

また、ありがちなのがダウンライトを天井の中心に設置するケース。この場合、トイレの真上にあるということは、自分の影で便器が暗くなり、掃除のときなど衛生確認がしづらくなります。間接照明だと、影ができにくいですからそいいった問題もありません。

割とトイレの照明って気を使います。

 

番外編 ~障子灯り~

谷崎潤一郎さんの随筆、『陰翳礼讃』(いんえいらいさん)、まさにこの障子灯りこそ陰翳礼賛の世界ではないでしょうか?日本人の完成に訴える何とも言えない情緒と美しさがあります。

いかがでしたか?今回は、施工事例をお見せしながら、かっこいい照明のテクニックをお伝えしました。今回紹介したものはごく一部でしたが、間取りを考えながら、照明も一緒に考えると、心地よい空間になります。

照明といっても、奥が深く

器具の選び方、灯りの色(色温度)の選び方、設置の仕方など様々。

ぜひ、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

個別相談も随時受け付けております。

個別相談会

 

DAIKOstyle 西田

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