こんにちは、東大阪で高断熱高気密な木の家を真面目に建てている新住協Q1.0住宅マスター会員の大幸綜合建設住宅事業部DAIKOstyle西田です。
今日は、家づくりをするときに避けては通れないお金の話です。そこで、普段からお客様にお伝えしていることをお話したいと思います。
多くの人が家を建てる時に住宅ローンを組まれると思いますが、いくら借りれるか?借りたらいいのか?この住宅ローンを選ぶとき時のコツや、予算の考え方をお伝えしたいと思います。
いくら借りられるかではなくて、いくらなら返していけるか?
住宅ローンの借りられる目安は簡単に言うと年収の7倍まで、
年収400万円なら、2,800万円 年収500万円なら3,500万円といった具合です。
もう少し詳しく言うと、『返済比率』というものを考えます。返済比率とは、年収に対する借入に対する返済額の割合です。金融機関や住宅ローンの商品ごとによって、およその上限は30~33%くらいに設定されています。
年収400万円、返済比率30%の場合、年間の返済額は120万円。これを12か月で割ると月々10万円の返済ということになります。
この時に注意しておかなければならないことが、年収に対する返済比率ということですから住宅ローン以外にも、例えばマイカーローンなど他の借り入れに対する返済額も含めて考えなければなりません。
つまり、毎月マイカーローンで3万円返済があるとすると、住宅ローンは月々7万円までということになります。
当然、30年や35年など長期間組むことを考えられる住宅ローンと違い、マイカーローンなどは期間も短く、完済語は住宅ローンの返済だけにはなりますが、基本的に住宅ローンを組む時の返済比率を考えますので、注意が必要です。ですから、一般的には住宅ローンを組む際は、ほかの借り入れを完済しておいた方がいいということになります。
しかし、住宅ローンを返済負担率ギリギリで借りると生活が厳しくなり、返済が困難になっては、最悪、苦労して手に入れたマイホームを手放すということになりかねません。ちなみに、住宅ローン破綻は50人に1人らしいです。
返済比率を20%くらいで考えるのが無難かもしれません。
ライフプラン=お金の人生設計が大切です。進学、就職、結婚、出産、住宅の購入、子どもの教育、定年、相続など人生における様々なイベントがあります。それにはお金もかかるということで、この人生におけるお金のいるタイミングをあらかじめシュミレーションしておくことが大切です。
家族ごとに、それぞれのイベントを年数ごとに表にしていくとよいです。例えば、ご主人30歳、奥様29歳。子ども5歳、3歳。など、子どもが進学する年が、自分たち夫婦が何歳かとか、表を作れば分かりやすく、自分が何歳の時、何年後に、どういった費用が発生するかをあらかじめ仮定していきます。また日々の出費を把握してください。車は何年おきに買い替えるとか、旅行はどのくらいのペースでいきたいとか。そういったことを書き題していくことも大切です。
専門のライフプランナーにシュミレーションしてもらうのもよい方法です。より客観的に判断することができます。つまりライフプランを作成することで、自分たちが無理なく返していける金額を知ることが大切です。
住宅ローンは、借りられる金額いっぱいではなく、月々返していける金額から逆算して借入額を決めるとよいです。
DAIKOstyle 西田
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